太陽光パネル

投資をするには、どのくらいの利益を見込めるか、どの程度の資産があればいいのかを明確に見積もっておく必要がある。太陽光発電投資をするにおいても、太陽光パネル本体を購入する費用だけがあればいいわけではなく、その他設備やランニングコストがかかってくる。その費用の目安をお伝えしよう。

太陽光発電の設置にかかる価格

太陽光発電の設置費用を見積もるには、主に太陽電池モジュールを据付けるための架台や発電された電気を家庭で使用できるように変換するパワコンなどのシステム価格と工事費用を考える必要がある。本体価格はパネルのメーカーや設置容量によって異なるものの、適正価格を知るためには1kWあたりの価格を基準に判断すると良いだろう。このkW単価で表すと、2018年の住宅用のシステム費用の目安は、1kWあたり32.2万円程度となる。

これに対し、産業用の野立てであれば、1kWあたり40万円から50万円である。工事費用に関しては造成費用なども含まれ、これによって左右されることもあるため注意したい。業者選びの適切性や交渉力によっても価格は上下し、ネット販売・量販店など販売量の多い業者ほど価格が安くなる傾向にある。

太陽光発電システム一式を含めた導入価格

審判

太陽光発電システムを導入するのは高額な買い物となるため、販売価格は気になるものだろう。遊休地や農地などに野立てで設置する場合には、システム価格一式だけでも1,200万円から1,800万円程度の導入費がかかる。これはあくまでも一例であり、実際の価格は業者選び、業者との交渉によるところも大きい。

しかしながら、販売価格の安さに飛びつくことなく、その内訳にしっかり着目していただきたい。システム一式という形で販売されている場合には通常モジュールや架台など諸々が含まれているが、オプションとなっている場合、何がオプションなのかを確認する必要がある。

例えば、発電量を計測するシステムであったり、改正されたFIT法に則った標識であったり、オプションの内容も多岐にわたる。格安の場合はこうしたオプションに別途追加費用が必要となり、それが含まれていない場合も考えうるため、内容はきちんと把握しておきたい。

また、このFIT法によると、50kW未満の低圧パネルであっても定期的なメンテナンスが義務づけられている。こうしたメンテナンスをオプションとして付加できる場合、改めてメンテナンスの業者を探す必要性がなくなる。太陽光発電のシステムを上手く運用するためにも、こうした点には気を配っておきたい。  

設置だけではない、太陽光発電のランニングコスト

電卓で計算

設置すればその後費用をかけずに収益だけ得られるわけではない。点検費用、清掃費用、交換・修理費用、保険料、税金などのランニングコストがかかる。産業用の場合は1kWあたり5,000円であり、それほど高くはないかもしれない。しかし、産業用で50kW以上だと電気主任技術者を選任する法定点検が必要であり、外部に委託すると年間で100万円ほどかかることもあるので軽視できない。

資源エネルギー庁の資料では太陽光発電に関する維持費が公開されているので、参考にしていただきたい。

設置費用・ランニングコストも想定した上で投資をしよう!

一般に初期費用を10年以内に回収できるようにプランを立てるのが良いとされる。そこで、太陽光発電システムを導入するのにかかる総費用(設置費用・ランニングコスト)を割り出す一方で、どの程度の利益が見込めるのかを計算するのが良いであろう。

このとき、太陽光発電パネルをどこに設置するのか、その場所の日射量はどの程度かを十分に検討しておくことをすすめる。そもそも回収にかかる年月は下記のような形で求める。

〇初期費用÷年間売電量=初期費用回収にかかる年月

年間の売電量は改めて計算する必要があるものの、初期費用は他の投資と異なり必要なコストが最初からある程度具体的にわかっている。この観点から、太陽光発電投資はシミュレーションしやすい投資方法だと言えるだろう。

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