※SMA単相(Sunny Boyシリーズ:Sunny Boy 5.5-JP等)や三相(Sunny Tripowerシリーズ:STP10000TLEE-JP-10/9.9等)の代替えメーカーである安川電機・オムロンパワコンの納期は、2026年5月時点で約14営業日です。

日本国内のFIT発電所で多く利用されている海外パワコンメーカーといえば、独SMAの日本法人である「SMAジャパン」をご存じの方も多いでしょう。

SMAは、電力変換効率98%前後という高い性能と、世界的な導入実績を持つグローバルメーカーであり、現在も世界のパワコン市場でトップクラスのシェアを維持しています。

特に日本国内では、2012年頃から住宅・低圧市場向け小型PCS「Sunny Boyシリーズ」を展開し、単相5.5kW機「Sunny Boy 5.5-JP」は低圧FIT発電所で広く採用されました。

また、低圧〜小規模高圧市場では、三相シリーズ「Sunny Tripower 9.9kW/10kW」も2014年前後から多くの太陽光発電所で利用されております。

ただ、2026年現在、SMAジャパンは高圧・特別高圧・蓄電池市場に特化しており、低圧FIT向け製品の製造・販売は既に終了しており、単相(Sunny Boyシリーズ)や三相(Sunny Tripowerシリーズ)は販売終了済みです。

現在のSMAジャパンは、低圧FIT向け製品の販売を終了している一方で、以下の製品は現在も販売しております。

  • 高圧リパワリング向けSunny Highpowerシリーズ(100kW)
  • 特別高圧向けSunny Central UP(国内最大級クラスの集中型PCS)
  • 特別高圧連系蓄電池向け(MV Power Station)

など、高圧以上のリパワリング・大型蓄電池市場へ注力しており、低圧FIT向けパワコンは実質的にラインアップにはありません。

また近年では、

  • 設置から10年以上経過
  • メーカー保証切れ
  • 修理部品の供給不安
  • 3G停波による遠隔監視・出力制御問題

などを背景に、SMAパワコンの交換・リパワリング需要が急増しています。

特に、SMAの低圧向けパワコンを利用している発電事業者の中には、

  • 「修理と交換どちらが得なのか」
  • 「どのメーカーへ置き換えれば良いのか」
  • 「オムロン・安川・Huawei(ファーウェイ)の違いは?」
  • 「後継機種の交換費用はいくらかかるのか」

と悩まれている方も少なくありません。

現在、単相ではオムロン・ファーウェイ、三相では安川電機・ファーウェイを中心に置き換えが進んでおります。

そこで今回は、SMAパワコンが故障・交換時期を迎えた場合に、

  • 修理と交換どちらを選ぶべきか
  • 現在の販売機種
  • 販売終了機種一覧
  • 後継機種・代替メーカー
  • 交換費用相場
  • 3G停波・出力制御問題

などを2026年最新情報として解説します。
もし、SMAのパワコン(低圧用)を利用されている方は最後までぜひお読みください。

パワコン交換は「比較しないと損」です

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SMAのパワコンを交換する場合は?

もし、お使いのSMAパワコンが故障した場合、まず確認したいのが「保証期間」と「現在の機種状況」です。

SMAのパワーコンディショナー(パワコン)は、標準保証5年間となっており、過去には有償による延長保証(10年・15年・20年)も提供されていましたが、Sunny BoyシリーズやSunny Tripowerシリーズなどの低圧向け機種の新規延長補償の加入が2024年1月31日をもって終了しております。

そのため、設置から10年以上経過している発電所では、

  • メーカー保証切れ
  • 修理部品の供給不安
  • 修理期間の長期化
  • 同型機種の在庫終了

などの問題が発生しやすくなっています。

現在のSMAパワコン修理対応は、基本的に「センドバック方式」が中心であり、現地での交換工事費用は保証対象外となるケースが一般的です。

センドバック方式とは、故障したパワコンをメーカーへ返送し、交換機または修理済み機器が返送される仕組みであり、現地での基板修理対応ではありません。

修理期間は、機種によって異なりますが約1か月から長いもので5か月くらいかかるケースもあります。

特にFIT発電所の場合、パワコン停止期間が長引くと売電損失へ直結します。

実務上では、夏場など発電量が多い時期に故障した場合、交換待ち期間中だけでも大きな機会損失になるケースがあります。

また、SMA低圧機種では、

  • Sunny Boyシリーズ(単相)
  • Sunny Tripowerシリーズ(三相)

などが既に販売終了しているため、現在は修理よりも「後継機種への交換」を選択する発電事業者が増えています。

さらに近年では、3G停波(2026年3月末終了)により、SMAパワーコンディショナ用出力制御ユニット(SMA-GW-001)を利用されている方は、LTE対応ルータへの切替や、他社製出力制御ユニットへ変更しなくてはなりません。

このように、製品終了・修理期間の長期化・3G停波問題を背景に、パワコン本体だけでなく監視機器を含めて、他社製パワコンへリパワリングするケースも増加しています。

特に設置から10年以上経過している発電所(保証期間終了)では、1台ずつ修理対応するより、発電所全体をまとめて交換した方が、工事費・停止期間・将来的な故障リスクを抑えやすいケースも少なくありません。

では実際に、SMAパワコンを交換する場合、どのメーカーが後継機種・代替メーカーとして選ばれているのか、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/286/

SMAパワコンの交換費用相場

SMAパワコンが故障した場合、多くの発電事業者が最初に気になるのが「交換費用はいくらかかるのか?」という点でしょう。

特に注意したいのは、「パワコン本体価格」だけでなく、交換工事費・監視装置・出力制御対応費まで含めて比較する必要がある点です。

実際の交換費用は、

  • 単相 or 三相
  • パワコン容量
  • 交換台数
  • 既設配線状況
  • 監視装置の有無

などによって大きく異なります。

また、SMA低圧機種は既に販売終了しているため、現在はオムロン・安川電機・Huawei(ファーウェイ)・サングローなどへの置き換えが進んでいます。

特に実務上では、

三相(Sunny Tripower 9.9kW/10kW)では、安川電機製三相パワコン(Enewell-SOLシリーズ)への置き換え事例が多く見られます。

一方、案件によってはHUAWEI「SUN2000-20KTL-M3」等を複数台構成で置き換えるケースや、Sungrow(サングロー)50kWクラスへ置き換えるケースもあります。

ただし、既設ストリング構成やAC側仕様によっては、ストリング変更やDC/AC側再設計が必要になる場合があります。

SMA単相パワコン(Sunny Boyシリーズ)の交換費用相場

SMA単相パワコン(Sunny Boy 5.5-JP等)の場合、現在はオムロン製単相パワコンへ置き換えるケースが主流となっています。

理由としては、

  • 国内メーカーでサポート体制が安定
  • 故障率が低い
  • 低圧FIT案件での実績が多い
  • 長期的な供給不安が少ない
  • 既設SMA単相5.5kW機と容量が近く置き換えしやすい

などが挙げられます。

オムロン単相5.5kWクラスの場合、交換費用相場は以下が目安です。

  • パワコン機器・交換工事込み:約20万円/1台
  • 全台交換(5.5kW×9台):200万円前後

ただし、現状設置されているSMAのシステム構成によっては既設配線工事などの追加費用が発生するケースもあります。

SMA三相パワコン(Sunny Tripower 9.9kW/10kW)の交換費用相場

SMA三相パワコン(Sunny Tripowerシリーズ)の場合、安川電機製三相パワコンへの置き換え事例が増えており、案件によってはHuawei・Sungrow等が採用されるケースもあります。

特に安川電機は、

  • 国内大手メーカー
  • 三相市場での実績が豊富
  • 納期が比較的安定

などの理由から、低圧リパワリング市場で非常に採用が増えています。

2026年5月時点では、安川電機パワコンの納期は約14営業日程度となっています。

三相9.9kW/10kWクラスの交換費用相場は以下が目安です。

  • 三相9.9kW/10kWクラス本体:約45万円前後/台
  • 交換工事費:約10万円前後/台

そのため、発電所全台交換では約300万円前後になるケースも珍しくありません。

ただ、設置状況によってはストリング変更等の追加工事が別途かかる可能性があります。

以下の点は、施工店に必ず確認してください。

  • 既設配線との相性
  • 施工会社対応可否
  • 遠隔監視システムの必要性
  • 交換工事対応範囲
https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/287/

実務上は「まとめて交換」が増えている

SMAの機種が1台故障した場合に、既設SMA機と新規パワコンを混在設置できるのか、システム構成上問題がないかを必ず確認する必要があります。

実務上では、設置から10年以上経過している発電所の場合、1台だけ修理するよりも、発電所全体をまとめて交換するケースが増えています。

理由としては、

  • 同時期設置のため故障タイミングが近い
  • 1台ずつ交換すると工事費が割高
  • 停止期間が何度も発生する
  • 監視装置・出力制御も同時更新しやすい

などが挙げられます。

特にSMA機種では、3G停波問題や監視装置更新も重なっているため、パワコン単体ではなく「発電所全体のリパワリング」として検討されるケースも増加しています。

ただし、実際のリパワリング可否は、

  • 既設ストリング構成
  • PCS台数構成
  • DC/AC容量比
  • 昇圧有無
  • 監視装置構成
  • 出力制御方式

そのため、SMAパワコン交換時は、必ず太陽光発電所のリパワリング実績がある施工会社・電気工事会社へ事前確認を行い、システム構成を確認した上で適切なメーカー・機種を選定することが重要です。

SMAパワコンのリパワリングは、メーカー選定だけでなく、既設システムとの相性・出力制御・監視装置・追加工事有無まで含めて確認することが重要です。
そのため、必ず複数の施工会社へ相談し、比較検討することをおすすめします。

パワコン交換は「比較しないと損」です

特にSMAパワコンを交換する場合は、
ストリング構成・遠隔監視・工事内容によって価格差が大きくなるケースがあります。
実際に1区画(約50kW)で10万円〜50万円以上、場合によっては100万円以上の差が出るケースもあります。

2026年現在、パワコン交換依頼は急増中

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