家が広い場合、小型風力発電は自宅敷地内に設置可能か?

自宅が広いので、小型風力発電を自宅設置したいと思っている人もいるのではないでしょうか。では、家が広い場合、小型風力発電は自宅敷地内に設置できるのでしょうか?

小型風力発電は自宅の敷地内に設置可能か?の説明画像1

1.小型風力発電を自宅敷地内に設置できるか?

太陽光発電を自宅の屋根に設置しているケースが最近は多くなってきていますが、コストパーフォーマンスは別にして、小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に自由に設置できるのでしょうか?

当然ですが、自宅の敷地外から小型風力発電が飛び出るのは問題でしょうが、自宅敷地内の場合には問題ないのでしょうか?もし、問題ない場合には制約が何かあるのでしょうか?

法律面での制約

建築基準法の場合には、支柱が15m以上未満であれば建築確認は要りません。プロペラ先端が60mより高くなれば、航空法が適用されるため、個人の住宅のように公共性がないところでの自宅設置は不可能でしょう。

消防法においては、住宅地の場合には不燃材で発電設備は作ることが必要になっています。電気事業法においては、発電規模によって計画から運転するレベルまでのそれぞれにおいて許可をもらうための届出が必要になっています。

なお、20kW未満の小型風力発電の場合には届出も必要ありません。騒音規制法においては、騒音の規制値が時間帯によって決まっています。住宅地の場合にはこの騒音規制法が適用になります。

なお、物理的に風力発電による低周波騒音は取り去ることができません。そのため、低周波騒音による影響が周りに及ぶため、近くに住んでいる人から健康被害についての損害賠償を請求される恐れがあります。

因果関係が風力発電による低周波騒音と健康被害についてはないことを証明するためには、長い年月がかかり、しかも因果関係がない証明ができるかどうかは分かりません。

住んでいる自治体に確認してみる

また、いろいろな環境保全地域になっていたり、条例が個別にあったりすることがあります。この場合は、知事に許可をもらうことが必要になります。そのため、小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に設置する場合には、住んでいる自治体に確認してみるのが間違いないでしょう。

2.自宅敷地内に小型風力発電を設置するとどうなるか?

太陽光発電を自宅敷地内に設置しているのはよく耳にします。しかし、ほとんどの人は小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に設置しているのを聞いたことはないでしょう。では、小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に設置した場合に、太陽光発電と同様に儲けになるのでしょうか?

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小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に設置した場合に太陽光発電と同様に儲けるのは難しいかもしれない

一般家庭向けの小型風力発電は、1kW程度までのものはありますが、日本製のものは全くなく、ほとんどのものは外国のメーカー製です。ここでは、外国のメーカー製の小型風力発電を自宅・風力発電の敷地内に設置しているケースについてご紹介しましょう。

小型風力発電の出力は、一般的には1kWで、大きい場合でも最大で1.5kWです。一方、電気の売電価格は、1kWhあたり27円から35円です。この場合には、500万円程度使って10基の小型風力発電を作ったとして、1時間あたり350円(1kW×35円×10基)の儲けになります。

もし、フルに1日に6時間運転できた場合には2000円弱になります。しかし、フルに1日に6時間運転できるほど風の状況がいい日は、月に何日もないでしょう。1日あたり1000円平均的に儲けたとすると、年間に365000円になります。

15年以上修理をしないでなんとか運転してくれると、資金が回収でき、それからは儲けになるでしょう。しかし、小型風力発電は風で壊れやすいものであるため、修理をするために費用がかかります。

このため、自宅・風力発電の敷地内に小型風力発電を設置した場合に、太陽光発電と同様に儲けるのは難しいかもしれません。

プロペラが回転する音が近くの人に迷惑をかけるか?

プロペラが回転する音については迷惑になりませんが、少しプロペラが風を切る音が気がかりになるでしょう。小型風力発電を自宅設置するのであれば、一般的に言われている低周波音はほとんど無いでしょう。

メンテナンスをするのが困難になるか?

風力発電を作る条件や場所によって、メンテナンスが困難かどうかは違ってきます。簡単に昇ってメンテナンス可能な架台も一緒に支柱に設けるか、あるいは高所作業車が使えるところでないとメンテナンスは困難でしょう。

3.まとめ

家が広い場合、小型風力発電は自宅敷地内に設置できるかは、ここでご紹介した自宅敷地内に小型風力発電を設置するとどうなるか?などを参考にしながら慎重に見極めましょう。

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