太陽光発電の雑草問題 除草は自力と外注

太陽光発電で気がかりなのが除草だ。ほとんどの場合、正常な太陽光発電の運用を行うためには、雑草を取り除かなくてはいけない。問題は、かかる費用と時間である。外注には費用がかかるが、自力で行う除草には思わぬリスクもついてくる。

今回は、自分で除草を行う時と外注する場合のメリットとデメリットを比較していこう。

太陽光発電設備周辺の除草方法!自力と外注を徹底比較

除草は自力で行う方法と外注で行う方法の2つに分けられるだろう。この2つはそれぞれ特性が異なるので、投資計画を始める前に確認しておくべきだ。

20年間の太陽光発電投資を適切に行えるように、除草方法を紹介する。

自力で除草する方法

除草するのに専門知識は要らない。

誰にでも行える簡単な除草方法といえば手作業での草むしりだ。特別な機材を必要とせず安価だが、草で怪我をする恐れがある。根まで処分できるので効果は高いが、毎年1回以上行うのにかかる労力を考えれば、あまり現実的とは言えない。

草刈り機は効率的に除草ができるが、機械を扱うのが苦手ならば、除草剤を散布する、防草シートを貼るといった除草方法もある。いずれも持続効果が20年以内に切れるので、再び施工するときのことを考えておくべきだ。

羊やヤギを放牧する除草方法もある。個人で飼うことは難しいため、専門業者からレンタルすることになるが、こまめに世話ができないような遠隔地では貸出を断られるだろう。他にも飼育にあたり規定が多く、個人の投資では現実的な方法とは言えない。

外注で除草する方法

除草の専門家が機械での草刈りを行ってくれる。除草範囲を指定できるので、ピンポイントで雑草を取り除くことができる。

業者による防草シート・砕石を敷くことを依頼した場合、長く雑草を抑えるよう施工してくれる。除草剤を散布する時には、土地や環境に合わせたものを選ぶため、周辺環境への影響が少ない。

グラウンドカバーを植栽することで雑草対策を行える。グラウンドカバーはガーデニングに活用されることで有名だが、雑草に対して抑制効果があるので太陽光発電設備周辺にも使用される。

自力と外注の除草費用を比較!

除草を行う時に気掛かりなのが費用についてだ。自力で行った場合と外注した場合では、どちらの方が費用を抑えることができるのか疑問に感じる人も少なくない。自力と外注の除草費用を紹介するので、比較して予算を組むときの参考にしてほしい。

自力で除草する場合の費用

草を取り除くだけなら、専門的な知識は特に必要ないので素人にも除草できる。自力で行えば、人を雇う人件費がかからない。

ただし、太陽光発電を設置した場所によっては交通費が必要となり、遠方であれば交通費が高くなってしまう。草刈り機を使用した場合、刃で跳ね上げた小石がパネルに当たり、破損する可能性もある。発電設備のケーブルを誤って切ってしまう懸念もある。

破損した状態によっては修理費用が高くなったり、発電ができない状態に陥ったりなど損害が大きくなるリスクがある。

外注する場合の費用

除草を行う時には長期的な視点から予算を組む必要がある。外注した20年間の概算で、防草シート約130万円、草刈り(年3回)約480万円、除草剤(年1回)約180万円となる。

自力で行うよりも外注するとコスパが良い点が特徴的だ。除草には多大な時間が必要となる。日常的に忙しい人では除草を行う時間を確保することが難しい。

そのため、外注することで時間の負担を軽減することができる。除草の効果についても専門家ならではのメリットがあるので安心できる。

太陽光発電設備の除草にかかる時間はどれくらい?

除草にかかる時間は短いほど負担にならない。自力で行う場合と外注の場合では、どれだけの差があるのか把握することで、効率的に除草を行うことができる。それぞれ必要な時間を確認し、状況に合わせて除草を行うことをおすすめする。

自力で除草する場合の時間

除草には実際の作業時間だけでなく設備がある場所までの移動時間も考慮する必要がある。移動時間が長いと除草を行える時間に影響を与えてしまう。日が落ちてくると草を目視できなくなるので、遠い距離を移動するときには早めに出発する必要がある。

手作業で除草するのは時間がかかるので、一度に除草できる範囲は限られてくる。草が伸びる春秋には特に多くの時間がかかる。除草する範囲によっては一日で終わらない可能性があり、数日間の時間を必要とする可能性がある。

除草を外注する場合の時間

業者が除草を行うので、依頼者は時間がかからない。平日でも依頼できるので、仕事や家事が忙しい人でも除草をしてもらえる。休日の貴重な時間を除草に費やすことがなくなる。

除草範囲を指定でき、広い範囲にも対応してるため、場合によっては人数を増やして短時間で処理してもらうことができる。草刈り後の処理も行うため、除草に関して依頼者がすることは基本的にない。除草を依頼する場所を指定することで、設備の設置場所に出張してくれる。そのため、設備の場所に行く時間も必要ない。

太陽光発電所の除草は外注が良い最大の理由は「時間」

自力で行うよりも外注すると除草に多大な時間をとられるといった時間の負担度合いを軽減することができる。除草にかける時間を他の時間に使うことができるため、時間を有効的に活用できる。

自力で除草を行うと効果的な除草ができない可能性がある。雑草と一口に言っても、種類や生態が異なる多種多様の草であり、エリアによって品種が若干異なる。それぞれに合う対処法を模索しなければならないが、普段から雑草処理しない者にとっては、労力と効果が釣り合わない。

特に除草剤は農地など近隣への配慮が必要で、意外と面倒くさい上にトラブルのもとになる。防草シートや除草剤を適当に使っても、現場で猛威を奮っている草の生態に合わなければ、いまひとつな効果しか出ないのだ。

専門家は除草の方法や知識を兼ね備えているので、専門家ならではの効果やメリットを期待できる。専門家に任せることで効果的に利用できる。

業者に依頼することで除草に関するトラブルを回避することができる。除草剤散布で植物が全て枯れた影響で土砂が流出するといったこともない。自力で草刈り機による除草を行うと、設備に当たってしまった場合は破損する可能性がある。

きちんとした業者なら、草刈り機でケーブルなどの機材を切断する心配は少ない。除草剤は、設備にかかると悪影響があり、適切な運用の妨げになってしまう。業者に外注するのがおすすめだ。

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太陽光発電の除草は外注で労力を削減しよう

太陽光発電設備には、除草などのメンテナンスが必要不可欠だ。自力で行う場合は時間や専門知識がないと適切な対応を取ることができない。状況によっては専門業者に依頼することも必要になる。労力負担のないサービスを利用し、効率的に運用することをおすすめする。

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