土地付き風力発電投資

風力発電投資を始めるには、土地が必要であると思っている人も多いことでしょう。実は、土地を持っていなくても風力発電投資を始められる、分譲や土地付きの風力発電の投資用物件が注目を集めています。

ここでは、土地付き(分譲型)風力発電の基本的な特徴について解説していきます。

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土地付き(分譲型)風力発電投資とは

風力発電投資は、再エネ投資の一種です。風力発電システムで発電した電気を電力会社が買い取ることで、発電システムの持ち主(投資家)が収益を得るという仕組みです。儲けるためには、発電効率の良い風力発電システムと、発電に適した風が吹く土地を用意する必要があります。

投資目的の風力発電に使える土地の条件

  • 土地の傾斜が少ない
  • 開けた場所
  • 風速6m/秒以上
  • 土地利用規制をクリアできる
  • 近隣住民へ騒音や電波障害を及ぼさない
  • 希少動植物への多大な悪影響を防げる
  • 電気を使う人たちとの距離が空きすぎない
  • 工事やメンテナンスの人が立ち入りやすい

これらの条件を満たす土地を見つけるには、広範な知識が要ります。投資の1つとして手を出すには、かかる労力が重すぎるでしょう。

そこで、投資家が土地を自力で調達しなくても風力発電投資を始められる方法ができました。それが、土地付き(分譲型)の風力発電投資です。

土地付き(分譲型)風力発電投資は、すでに風力発電の建設予定が決まっている、あるいは建設が始まっている土地を分譲もしくは賃貸で入手します。土地は風力発電の投資用に販売され、発電システムもセットで購入できます。

投資家は、風力発電の投資物件販売会社から土地と発電システムを購入し、必要手続きを終えるだけで風力発電事業を始められるのです。

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一定期間、固定価格で電力を買い取る制度が投資としての魅力を作った

風力発電投資とFIT

2012年からスタートした固定価格買取制度(FIT制度)によって、風力発電は投資としての魅力が出てきました。固定価格買取制度とは、風力発電で発電した電気を一定期間、一定価格で電力会社が買い取ることを国が約束する制度です。

小型風力発電(発電容量が20kW未満)の場合、電気の買取価格は1kWhあたり55円(税抜)※ と定められています。
※ 2017年時点
FIT制度を適用した風力発電システムは、この価格を維持したまま、20年間にわたって電気を電力会社に売ること(売電)ができます。

電力を売って収益を得る風力発電投資の利回りは、一般的に10%前後です。よって、投資費用を回収するには、約10年ほどかかります。初期費用を回収した後は、固定価格買取制度が残る10年間、継続して売電収入を得ることができます。

土地付き(分譲型)風力発電投資のメリット

土地付き(分譲型)風力発電のメリット

メリット(1) 電力の買取期間が20年間! 長期間の収入が見込める

再エネで発電した電気は固定価格買取制度(FIT制度)の対象ですが、発電に使うエネルギーや発電の規模により買い取り価格や買取期間が異なります。

20kW未満の小型風力発電は、固定価格買取制度の適用により、発電した電気を1kWhあたり55円で20年間売れます。再エネの買い取り価格中でも、小型風力の買い取り価格は群を抜いて高い水準を維持しています。

例えば、2016年度にFIT制度のが20kWの風力発電の場合は、2036年まで1kWhあたり55円(税抜)で買取されます。買取制度が長期間であるため、短期的な投資と比較すると収益が変動するリスクは格段に少なくなります。

また、外国為替や株式の投資における価格変動や、マンション投資の空室といったリスクがないことも、風力発電のメリットの一つです。

メリット(2) 投資物件の販売会社が土地と発電システムを用意してくれる

土地付き(分譲型)風力発電投資は、風力発電システムや土地の準備に投資家の労力はかかりません。販売会社が風力発電に適した土地をプロの知識で選定しています。風力発電に必要な機材も、費用対効果を重点におき、設計しています。投資家は物件を選び、購入するだけで投資を始められます。

また、風力発電の電気を売るには、使用する機材がJIS基準またはJIS基準に準じた認証を得ていることが条件です。投資用の風力発電を稼働させてきた経験をもつ販売会社が設計した発電システムなら、間違いはありません。

メリット(3)利回りが高い! 10%超え物件は珍しくない

土地付き(分譲型)風力発電は、風力発電を建設し、販売する会社から投資物件を購入します。このとき、販売会社は投資商品として風力発電の物件を設計します。

物件の利回りを高めるためには、全体の建設費用とメンテナンス費用を抑える工夫が重要です。土地付き(分譲型)風力発電は、1つの土地に複数の発電システムを設置し、区分けしたものを投資家に販売します。

土地付き(分譲型)風力発電投資は、平均的に約10%の想定利回りです。タイナビ発電所で取り扱う投資用の風力発電物件は、10%を超える利回りが見込まれるものが多数存在します。

土地付き(分譲型)風力発電の土地は買う? 借りる?

土地付き(分譲型)風力発電の土地は、賃貸と売買の2パターンがあります。土地契約の形態は物件ごとに定められており、基本的に投資家側が指定することはできません。

土地の賃貸料や買取料は、物件の販売価格に含まれているケースと、別料金になっているケースがあります。風力発電の投資物件は、販売価格の内訳までよく確認してください。

土地売買型の土地付き(分譲型)風力発電の特徴

売買タイプは、土地と発電システム一式を一緒に買います。メリットとデメリットは、これらのものが存在します。

  • FIT期間が終わった後に土地を再開発できる
  • 土地が担保として(若干の)価値を持つ
  • 賃貸よりも土地代が安いケースがある

土地と発電システムをセットで購入し、自分のものとして扱えます。物件購入時点で認定されたFIT期間が終わったあと、発電システムを立て替えて再び発電事業に着手することも可能です。

土地売買物件の事例

システム容量19.60kW
発電システム価格3150万円(税抜)
土地代(買取)150万円
年間想定売電収入364万6445円(税抜)
想定利回り11.04%

※ 現在は当該物件の取り扱いがない場合があります。

土地の購入費用は一括で支払うか、分割で支払うかを販売店に相談できます。メンテナンスや保険などは任意加入になりますので、予算に少し余裕を持って物件を選択しましょう。

土地賃貸型の土地付き(分譲型)風力発電の特徴

土地賃貸タイプの風力発電は、20年の定期借地権がついている発電システムを買うタイプです。メリットとデメリットには、以下のものがあります。

  • 20年後の継続利用が基本的にできない
  • 賃料によっては土地を買い取るほうが安い

土地賃貸物件の事例

システム容量19.80kW
発電システム価格4300万円(税抜)
土地賃料10万円(年間)
年間想定売電収入539万5720円(税抜)
想定利回り12.54%

※ 現在は当該物件の取り扱いがない場合があります。

土地の賃借費用は1年ごとに支払います。物件によっては敷金が発生することもありますので、購入前によく確認してください。賃貸物件であっても、メンテナンスや保険は加入できます。安定した発電量を維持するなら、物件や立地について最も詳しい人(販売店)と相談しながら検討してください。

いずれも、風力発電投資の土地や、発電システムの機材を選定する時間と手間を削減したい方におすすめです。

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