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太陽光発電投資は20年間という長期でおこなえる投資です。そのため、メーカー保証だけでは不十分ということも考えられます。そこで加入をおすすめするのが損害保険です。

とはいえ、本当にメーカー保証だけではリスクが高いのか、任意で加入できる損害保険にどういったものがあるのか分からないという疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、メーカー保証の適用範囲と範囲外についてはもちろん、どういった損害保険に加入すれば良いのか徹底解説します。

H2 メーカー保証の適用範囲と範囲外を徹底解剖

まずはメーカー保証について解説します。

●太陽光発電のメーカー保証一覧

  • 製品保証
  • 出力保証

基本的に、太陽光発電のメーカー保証は製品保証と出力保証の2つが用意されており、販売店によってはプラスアルファで補償が備わっていることもあります。

製品保証とは機器に不具合が起きた際に適用される保証

保証範囲の機器に不具合が起きた際に適用される保証です。保証期間はメーカーにもよりますが、10~15年ほどが一般的です。非常に長く感じられますが、太陽光発電の投資は20年かけて行いますので、10年保証よりは15年保証の方がいざという時に安心です。

●製品保証の注意点
製品保証は外部からの被害には対応していません。外部からの代表的な被害には、台風や落雷、降雪などの自然災害が一般的です。太陽光発電は屋外に設置するわけですから、こういった自然災害の影響は直に受けます。

もちろん、太陽光発電は自然災害の影響も考慮されて設計されています。しかし、20年間運用していく中で生じた経年劣化や点検不足が原因で耐久性が低下、その際に自然災害の被害を受けると、発電に支障をきたす可能性はあります。そういった万が一の際に備えるためには、後ほど紹介する損害保険への加入が一番です。

出力保証とは発電量が落ちた時に適用できる保証

太陽光発電の発電性能(出力)を一定期間保証するというもので、いうなれば太陽光発電設備の性能を保証してくれます。発電量が異様に落ちているということをメーカーに実証できれば、無償で部品交換や修理を行ってくれます。また、製品保証に比べ、こちらは多くのメーカーで20年以上保証しています。

●出力保証の注意点
出力保証の申請を受けるには、太陽光発電所有者(あなた)の方からメーカーに連絡する必要があります。また申請するためには、発電量が例年に比べて異常に落ちているという事実を把握しておかなければなりません。

発電量の実績を確認するには、発電量を1日ごとなど細かく確認できる遠隔監視システム(有料)が一番ですが、月々の売電明細でも大丈夫です。

メーカー保証だけでは不安! だからこそ損害保険へ加入を!

損害保険の提案

このように、メーカー保証だけでは、自然災害などのいざという時に対応できず、何かと不安が残ります。そこで推奨されるのが、任意で加入できる損害保険です。太陽光発電に付けられる損害保険は、以下3つが一般的です。

火災保険・動産総合保険 自然災害などの損害を受けた時のための補償
賠償責任保険 所有している太陽光発電が他人や他人の物に損害を与えた時のための補償
休業補償保険 発電が停止したことにより失われた売電収入を補填する補償

こういった事態に備えるために、各種損害保険をチェックしておきましょう。

火災保険・動産総合保険

火災保険・動産総合保険のどちらとも、火災や自然災害など、太陽光発電への物的損害をカバーするための保険です。保険料は容量48kWの場合、火災保険が年間15,000~20,000円動産総合保険は年間30,000~40,000円ほどです。2つとも補償範囲が重なることが多いため、どちらか一方を選択することになるでしょう。

●火災保険・動産総合保険の一般的な補償範囲

火災保険 動産総合保険
火災、落雷、破裂・爆発
風災(台風など)、雹災、雪災
水災(暴風雨や豪雨など)
電気的事故・機械的事故 ×
不測かつ突発的な事故
(物体の衝突・飛来など)
×
盗難 ×

※取り扱う保険会社によって、補償範囲が異なることがあります。

このように、動産総合保険の方が火災保険よりも補償範囲は広いですが、電気的事故・機械的事故は火災保険のみが補償対象です。電気的事故・機械的事故が何かといいますと、モジュールやパワーコンディショナーなどの機器に電気の作用(ショート、アーク、スパーク、過電流等)や、機械の稼働に伴って発生した事故のことです。

ただ、先述したように、保険会社によって補償の対象は微妙な違いがあります。そのため、保険会社によっては動産総合保険にも電気的事故・機械的事故が含まれていることがあれば、逆に火災保険の補償範囲が上記よりも豊富なこともあります。補償内容はしっかりと確認するようにしてください。

賠償責任保険

こちらは、所有する太陽光発電の設備に関係するものが、他人に害を与えてしまった時のための保険です。

●賠償責任保険の具体例

  • 太陽光発電設備から火災が発生。近隣の住宅や店舗を類焼した
  • 強風で飛ばされたパネルが民家に直撃し被害を与えた

先に紹介した火災保険・動産総合保険のどちらかと、こちらの保険を組み合わせることで、基本的な事故による損害はカバーできます。保険料は容量48kWの場合、年間5,000円前後と少額なため、申請する価値は十分にあります。

休業補償保険

火災や自然災害で発電が停止すると、当然その期間の売電は停止、発生するはずだった売電収入は失われてしまいます。火災保険・動産総合保険では、失われた売電収入までは補填されませんが、休業補償に加入していれば、失われた売電収入が支払われます

●休業補償の対象(参考例)

  • 火災、落雷、破裂、爆発
  • 風災、雹災、雪災
  • 水災
  • 不測かつ突発的な事故

保険料は48kWの場合、年間7,000円前後が相場です。50kwほどの太陽光発電の発電がストップすると、1日1万円ほどの損害となるため、こちらも加入しておく価値は十分にあります。

損害保険が備わっているケースも!メーカー・ 販売店に確認しましょう

一部のメーカーや販売店に限りますが、自然災害や盗難など、これまで紹介した損害保険の内容がメーカー補償として、標準で備わっているところもあります。例えばサニックスやBloom Innovationという販売店では、最初の方で紹介した製品保証や出力保証だけでなく、10年間の自然災害補償と盗難補償も標準(無償)で備わっています。

また、まれですが、賠償責任保険と休業補償保険が無償で備わっているメーカー・販売店もあります。「それならメーカー補償だけで足りるのでは?」と思うかもしれません。しかし、メーカーが用意している補償では20年間補償してくれず、再度補償を付加できないケースが多いです。

先ほど挙げたサニックスやBloom Innovationの場合、自然災害補償は10年間のみです。期間を延長したり、再契約はできず、残りの10年間はご自身で保険会社と契約する必要があります。

ただ、自然災害補償などの損害保険が無料で10年間加入できるというのは、無視できないメリットです。自然災害補償だけでも保険料は年間数万円、20年間では数十万円にもなるからです。

●メーカーに自然災害補償が備わっていると、どれだけ保険料を削減できるかシミュレート

保険会社のみで20年間
契約した場合の保険料
メーカー自然補償10年+
保険会社の損害保険10年
で契約した場合
火災保険 30~40万円 15~20万円
動産総合保険 60~80万円 30~40万円

※上記金額は容量48kWの太陽光発電設備の場合です。保険料は太陽光発電発電設備の容量などで大きく変動します。

このように、20年間で発生する保険料を大きく削減できるため、加入前に販売店への確認は必須です。忘れずにチェックしておきましょう。

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