1000万円の投資先

1000万円を運用するにあたっては、まず考えるべきは「資産を守ること」です。

投資先もなるべく低リスクでいきたいところですが、あまりに利益が少なければ巨額を投じる理由がないでしょう。

リスクと利回りは低め、ただし、安定的に利益を得たい。長期的な収支の見通しを立てたい。そんな都合の良い投資先などある訳がないと思いきや、なんと実在します。

2012年ごろに大ブームとなった、太陽光発電です。

詳しい人からは「大儲けしたのは先に始めた人だけ」「手遅れ」「オワコン」など、今から投資しても旨味が無いと思われがちですが、太陽光発電投資をめぐる金額が小さくなっただけのこと。利回りは約10%と健在です。

1000万円投じて利回りが10%といえば、年間利益は100万円。おまけに、国の制度により強力なリスク回避と、将来を見通す効果があります。これは株や不動産投資など他の投資方法では得られない、太陽光発電投資を低リスク・高利回りに保ってきた特徴です。

ここでは、1000万円の投資先に「今の」太陽光発電が適している理由と、想定できる利益について解説していきましょう。

太陽光発電の投資とは

まず、太陽光発電投資について簡単に振り返っておきましょう。重要ポイントをまとめると、以下の通りです。

  • 固定価格買取制度(FIT)を使う
  • FITの電気は電力会社が買い取り義務を負う
  • 売電時の単価は20年間固定される
  • 土地と発電設備をセットで入手することも可能
  • 初期費用は数百万円〜
  • ローンが使える

太陽光発電は、所定の条件を満たせば、誰でも発電した電気を電力会社に売ることができます。それが、政府の環境対策の一つである「固定価格買取制度(FIT制度)」です。

この制度は、発電した電気を一定期間、一定価格で電力会社に買い取ってもらえます。電気を電力会社が買い取るときの単価(売電単価)は、売電の権利を得て、発電を開始した時点で固定されます。

株式投資や不動産投資などの投資法は、20年先のことを見通すなど困難を極めるでしょう。景気の動向や社会的な出来事によって資産価値は振り回され、ことと次第によってはリターンを得られないどころか、投資額すら回収できない可能性もあります。

1000万円を投じた先で、収益化の悩みまで抱えたくはありません。そのような投資先に、太陽光発電が適役なのです。

https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/105/

土地なしでも1000万円で投資を始められる

改正FIT法で太陽光発電のメンテナンスが義務になりました。

太陽光発電投資は、初期費用がかかります。土地と発電システムを入手しなければならないからです。投資に用いる太陽光発電は、住宅用太陽光発電よりも大きい10kW以上の発電容量を持つものです。

それも、太陽光発電の大ブームが去った今では、1000万円前後のコストがあれば始められるようになりました。

太陽光発電の設置・維持にかかるコストは、普及と共に値下がりが進むものです。世界の環境政策もあり、太陽光発電は増え続け、コスト低下も止まりません。

コスト低下は売電単価を下げる要因であり、かつて40円で買い取られていた電気が、2018年には18円。太陽光発電ブームの頃に比べて、今の売電価格はずいぶん安くなりました。

太陽光発電投資が終わったと言われ続ける理由がこれなのですが、それでも太陽光発電投資を始める人が後をたちません。

これは、コスト低下で初期費用が安くなり、手が届きやすくなった上に高利回りが維持されている事実に投資家たちは気づいているからです。

さらに言えば、売電価格が高額で太陽光発電投資が盛り上がっていたとき、市場はまだ成熟しきらず、ノウハウに欠けていました。そのリスクを投資家が負うことも含めた仕組みの象徴が、高額の売電単価だったのです。

「オワコン」太陽光発電投資は今が旬

ブームが落ち着いた今は蓄積されたノウハウと土地、発電システムで1000万円を下回ります。かつ、十分な利回りをもつ物件が豊富に揃っているうえに信販や融資で投資ができます。まずは、実際の太陽光発電投資がどのように販売されているかを見てください。

1000万円以下で買える10%利回りの投資用物件は、こちらの詳細検索機能で検索できます。もし、今は売り切れていても、新設・中古物件がふと出現しているケースがあるのでこまめにチェックすることをおすすめします。

太陽光発電投資の利回りは平均10%前後

利回りとは、投資した金額に対してどのくらいの割合でお金が戻ってくるかという割合を表す数値です。

1000万円の太陽光発電に投資して、年間100万円の利益が得られる場合、利回りは10%ということになります。

固定価格買取制度で売電金額が約束されるのは、20年間。つまり、太陽光発電はおよそ10年間で元をとり、残りの10年間で利益を出すという投資なのです。

もちろん、管理にかかるランニングコストや、廃棄費用の積み立てもあるので、全額が利益になるわけではありません。それでも、十分なリターンが望めるのです。

 

1000万円の投資が20年間で1600万円の収益に

太陽光発電投資の実質利回りを明かします。

初期費用が1000万円で年間の売電収入が100万円、かかる費用が20万であれば、実質利回りは8%です。収益は20年間で1600万円という試算結果となります。

実質利回りを計算するためには、まず年間の売電収入と太陽光発電の初期費用、メンテナンス費用、土地代などの経費をリストアップします。この数字を元に「(年間の売電収入-かかる費用)÷ 初期費用×100」の計算式で実質利回りを算出することが可能です。

台風や突発的な故障も起こり得ますが、損害保険で損害をカバーできます。エリアによっては、災害に備える保険を厚くしたほうが良いこともあるでしょう。

投資物件の販売者は、施工を担当したり、メンテナンスの相談先になることも多い。エリアや地形の特性に詳しい可能性が非常に高いのです。ローンや税金の相談も含め、話を聞く価値が十分にあると言えます。

気になる投資物件への問い合わせついでに話を聞いたり、無料セミナーで直接顔を合わせることもできます。

多くの投資家が訪れるセミナー情報は、タイナビ発電所の無料会員向けに最速配信をしています。席が埋まる前にチェックするには、会員登録がおすすめです。

https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/83/

太陽光発電投資を検討するときのポイント

太陽光発電投資を検討する

太陽光発電を行う際には、押さえておかなければならないポイントがあります。ここでは、特に重要となる2つのポイントについて紹介します。

https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/105/

利回りを正しく把握する

まず利回り、それも実質利回りがいくらなのかを知ることが重要です。日射量など不確定な要素はありますが、かかる経費をもれなくリストアップして、できるだけ正確な実質利回りを把握しましょう。

メンテナンス費用はもちろん、保険料やローンを利用する際の金利なども忘れずに経費に参入することが必要です。

https://www.tainavi-pp.com/investment/wind/35/

20年間の売電総額を算出する

太陽光発電投資には、20年間同じ価格で買い取ってもらえる固定価格買取制度があります。しかし、20年の間には発電設備が経年劣化して発電効率も落ちてくるのです。

また、季節ごとの発電量の変化も考えなければなりません。このような発電量の推移を踏まえて、1年間だけではなく20年間の売電総額を算出することが大切です。最終な出口戦略には中古市場へ売却する道が確立しています。

利回り10%の1000万円投資物件を見つける方法

土地付き太陽光発電投資には、高利回りで安定しているというメリットがあります。ローリスクなのにハイリターンが太陽光発電投資の特徴です。

1000万円を投資しようとすると、いろいろな投資法が考えられますが、20年もの長期間に渡って発電した電気の売値が固定されているような投資先は他にはないでしょう。

もっと大きなリターンが得られる可能性のある投資法もありますが、それだけリスクも大きくなるのです。1000万円を投じたリターンを安定的に得たいなら、太陽光発電がおすすめです。

土地付き太陽光・風力発電の投資物件はタイナビ発電所へ。
特に人気のある物件は会員様限定のご案内です。

※会員限定物件が多数あります。