外貨両替機投資の収支

日本を訪れる外国人旅行客が年々増加するなか、外貨両替機ビジネスが注目を集めている。日本は現金払いしか対応しない店舗や施設が多いにも関わらず、外貨を手軽に両替できる場所は圧倒的に少ない。 

爆買いがひと段落してきた2017年時点でさえ、この有様なのだ。外貨両替機は、今からの高い成長性が期待できるビジネスといえるだろう。

この記事では、外貨両替機投資を検討する前に知っておきたい収支について詳しく解説していく。

外貨両替機ビジネスを始めるにあたっては、具体的な収支シミュレーションが大切だ。個人投資家でも手を出しやすい、フランチャイズの外貨両替機投資について見ていこう。

外貨両替機投資をフランチャイズで始める方法

外貨両替機ビジネスを自分の力だけで始めるのも不可能ではないが、乗り越えるハードルが非常に多い。運営ノウハウや現金の管理、多言語での問い合わせ対応などを考えると、フランチャイズを活用するのが現実的だ。

外貨両替機投資をフランチャイズで行う手順と、発生する費用について振り返っておこう。

まず、フランチャイズの本部へ問い合わせて初回商談を行う。投資の詳細や条件について納得できたら、発注依頼書を提出してから本格的にビジネスの始まりだ。

初期投資額である「機械代金」や「両替機のデポジット」の請求書が届いたら、指定の口座に代金を振り込む。

入金が完了すると、外貨両替機の設置場所リストが開示されるので、その中から希望の物件を選ぶ。外貨両替機の設置場所が確定したら契約書を締結し、翌月から運営開始となる。

フランチャイズは両替機内の売り上げ回収や、資金のチャージ、収支内容のまとめなど、多岐にわたる雑務を外注できる。その分管理手数料のようなものがかかり、自力で運用するよりも実入りは少ない。

こうした環境で機械代金を回収し、かつ利益を出せるか見てみよう。

収支シミュレーション

外貨両替機投資の収支

外貨両替機ビジネスを始めるにあたっては、現実に即した収支シミュレーションを行うことが大切だ。

ここでは、実際のフランチャイズを例に、年間収益額や投資利益率についてそれぞれシミュレーションしてみよう。

初期投資額とリターン

外貨両替機フランチャイズの代表的なA社を例に出すと、初期投資額は1040万円だ。ただし、1040万円のうち540万円は両替機に必要なデポジットであり、事業をやめる際にオーナーに返却される費用である。

そのため、実質的な初期投資額は540万円ということになる。毎月の売り上げから回収しなければならない費用が、意外と少ないことがわかるだろう。

では、外貨両替機の利用者数による年間の収益額をみてみよう。

A社によると、1日10人の利用者がいる場合、年間の収益額は約195万円とシミュレーションされるという。この収益額は、本部の運営業務代行コストや設置スペースの賃料を差し引いた後の金額だ。

この条件で、投資した金額に対して得られる利益がどれほどか、「利益額÷投資した額」で利益率を算出してみよう。

投資利益率を「両替機代金とデポジットを含めた初期投資1040万円に対するリターン」とした場合、1日10人利用者がいる場合の利益率は18.06%に及ぶという。

初期費用の回収期間を検討する

外貨両替機のように、初期投資がかかるビジネスは、初期費用をどれほどの期間で回収するかが重要だ。

例を挙げると、ある外貨両替機フランチャイズの初期投資額は540万円だ。これ以外に両替機のデポジットとして500万円が必要になるが、事業終了時に返却されるので置いておこう。

この初期投資額の回収期間は、外貨両替機の売り上げによって異なる。1日当たり20万円程度の両替があれば1.6年程度、10万円程度の両替の場合は4年強が目安となるのだ。それ以降はランニングコストを除いた金額が利益になる。

回収期間は意外と短いことがわかるだろう。

外貨両替機の売り上げが多ければ回収期間が早まるのは当然だ。そのため、多くの両替客が期待できる観光地や繁華街などに外貨両替機を設置できれば、数カ月で回収することも不可能ではない。

有利な設置場所を獲得できるかはフランチャイズの実力次第

外貨両替機投資で儲けるポイント

外貨両替機をどこに設置するかは収益に大きく影響する。外貨両替機フランチャイズの代表的な企業を例に、設置場所はどのように決まるのかをみてみよう。

A社は、毎月20~30件の設置場所を開拓をしている。投資家は作成された設置場所リストから希望の物件を選択して、設置場所を決める。

後で設置場所を変更することも可能としているが、その場合はオーナー自らが設置場所を準備しなければならない。不動産の強力な情報網を持っていない限り、一個人では難しい話だ。

外貨両替機を有利な場所に設置するには、フランチャイズの開拓力にかかっている。契約前に、チェックするべき重要ポイントが存在するのだ。

外貨両替機の成功は早い者勝ち!3つのポイントで優良事業者を選ぼう

訪日外国人客の数は年々増えており、2017年の訪日外国人客数は前年比19.3%増の2869万人と、過去最高を更新している。さらに、2030年には6000万人まで増やすという目標を政府が掲げており、今後もますます訪日外国人客の数が増えることが予想されている。

それだけに大きな成長が期待できる外貨両替機ビジネスだが、成功のポイントはフランチャイズ選びにあるといってもよいだろう。

立地選びに強いフランチャイズを選ぶこと

収益にストレートに反映される利用者数は、外貨両替機の設置場所で命運が決まる。

外国人旅行客が多く訪れる観光地や繁華街などに設置できれば、大きな収益が期待できる。ホテルなどの宿泊施設や商業施設、駅周辺なども訪日外国人客が多数訪れる場所になるので、集客が期待できるのだ。

当然、こうした場所は限られており、両替機の設置が早いものが有利になる。設置場所の情報や開拓力に長けるフランチャイズと手を組みたいところだ。

集客力をもつ高性能両替機を扱うフランチャイズを選ぶこと

旅行者が多い立地を掴めたとして、両替競争は終わりではない。実際に使ってもらえるかは、フランチャイズが扱う外貨両替機の性能やサービス力が左右するのだ。

外貨両替機がそこに存在することを、訪日外国人客に積極的にアピールする機能がそうだ。ネット検索への対応や多言語での看板表示など、外貨両替機設置後のプロモーションも重要になるだろう。

取扱外貨の種類が豊富なフランチャイズを選ぶこと

また、設置場所によって必要とされる外貨の種類も異なってくる。

訪日外国人の母国は中国や韓国、台湾などが中心だが、急激に増加しているタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムなどからの訪日客も見逃せない。外貨両替機を設置しても、そこで必要とされる外貨が使えなければ、意味のないものになってしまうだろう。

フランチャイズが提供する両替機の取り扱い通貨もチェックポイントだ。

良質なサービスと出会うには複数のフランチャイズと面談すること

上記のポイントからわかるように、外貨両替機ビジネスでの成功は、フランチャイズパートナーを選ぶことから始まっているのだ。

良質な業者を見つけるためには、いくつかのフランチャイズを巡って話をし、知識と鑑識眼を身に付けることが近道だ。まずは、無料で行けるセミナーや資料請求から挑戦してみることをオススメする。

外貨両替機投資 無料セミナー