竹原

どうも、タイナビの竹原です。前回に続きまして、当社で太陽光発電所の売買の仲介などを行っております、木村さんに来ていただきました。木村さん、よろしくお願いします。

木村

よろしくお願いします。

竹原

今日ちょっと来てもらった理由として、前回ね、あんなピカピカの物件、紹介してくれたんだけども、ふとちょっと気になったことがあって。

あんなピカピカな物件をどういった理由で売るのかなと思ったんですよね。

前回ご紹介した物件の売り主さんの売却理由は、資産整理になります。珍しいケースですけどね。

↓↓動画本編はこちら！

太陽光発電のよくある売却理由とは？売却価格を上げるコツも紹介

竹原

あと、売り主さんってどういった理由で物件売っちゃうのかな？

木村

売却理由は様々になるんですけれども、こちら、主な売却理由といったところで、１、２、３のケースが大体8割ぐらいですかね。

主な売却理由

1. 現金化して別の投資商品に充当したい
2. 20年間ではなく短期間で利益を確定させたいため
3. 遠方で管理が大変なため
4. 数十年に一度規模の自然災害が毎年各地で起き、20年間安定して運用できるか不安になった
5. 遠方の物件を売却して近隣の物件を購入したい
6. コロナの影響による本事業の収益悪化

竹原

３番とかってなんとなく分かるよね。昔はね、メンテナンスフリーで太陽光を売られてたから、いざね、やってみると、メンテナンスフリーとまではいかなくて、色々やることあったりするじゃん。

木村

はい。

竹原

そうすると、ちょっと遠方だとなかなか管理が大変っていうことで売るっていうことかな。

査定額の事例を見せてもらいます

話題変わっちゃうんだけども、太陽光発電所のオーナーさんって、普通に考えたらご自宅の次に高額な資産っていうのが太陽光発電所だと思うんだけども、その太陽光発電所が今いくらの価値になってるかってすごい気になると思ってて。

木村

そこがもう全てじゃないですかね。

竹原

そこが全てですよね（笑）。

木村

はい極論、はい。

竹原

それってやっぱり木村さんもよく聞かれたりする？

木村

売却のお問い合わせ頂くんですけれども、今現在の相場だったりとか、資産価値だったりとか、いくらぐらいで売れるのかっていうご相談も頂くことありますね。

竹原

査定の例みたいなのってないの？

木村

査定額例、見てください。

木村

査定額については、エリアと年会売電金額、連系年月、土地形態、そして出力制御の有無、この辺をもとにですね、査定金額の方を算出しています。

例１、２といったところで、１の方、こちら所有地が千葉県、土地の方が所有で、年会売電金額が税込みで200万円だった場合で、で、こちら稼働年数が3年経過時の査定金額の方は、1,700万円～1,900万円となります。

金額の幅なんですけれども、下限の1,700万円であれば、こちらが現金化まで大体1ヶ月くらいで、弊社が買い取る際の金額になります。

金額のこちら上限の1,900万円は、仲介の金額となります。

竹原

千葉と福岡で査定額が違うのって、出力制御があるかどうかだよね？

木村

そうですね。こちら例２の方は九州の出力制御ありの物件を想定してます。

竹原

木村さん試していい？

木村

何ですか？

竹原

木村さん、日頃から色んな査定たくさんやってるじゃん。自分から色んな条件を言ったら、木村さん、パッパッパッパってはじき出せたりします？

木村

すぐにお出しできます。

竹原

じゃあ、ちょっといいですか？

木村

はい。

竹原

エリアは地元長野にしましょう。次が、年間売電が250万円。

木村

250万円、はい。

竹原

稼働が5年稼働してます。土地は買いました。出力制御はないです。

木村

もう出ました。

竹原

もう出た！？いくらですか？

木村

査定金額はこちらとなります。

竹原

2,200万？

木村

そうです。大体2,200万円前後ですね。

竹原

結構高値で売れるんだね。

木村

長野は非常に人気のあるエリアですし、年間250万円、売電実績があるっていうところで、このぐらいにはなります。

竹原

木村さんちょっと見直しちゃった。パッパッパってちゃんと出したから。

木村

これが日々の仕事なんで（笑）。

竹原

さっき自分が言った条件で、木村さん、電卓はじいて出してくれたと思うんだけども、あれって概算ですよね？

木村

概算にはなってしまいますね。

竹原

詳細見積もりとか、詳細の査定出す場合って、どういった情報が必要になってくる？

木村

より正確な査定金額を出す場合なんですけれども、こちらが査定額が商談に影響を及ぼすものといったところで、例えばフェンスですね。

木村

改正FIT法を機にフェンス設置義務化になりましたけど、改正FIT法前の物件で、今でもフェンス未設置の物件って結構あるんですね。

そういった物件ですと、新たに買い主さんがフェンス設置しなければならないので、フェンス設置するにあたって、低圧1基あたりでも、50万円〜100万円ほどかかるので、その辺りを考慮して査定金額は下がります。

あとは逆にフェンス、遠隔監視システム、防草シート、この辺りが設置されていると査定金額が上がるってわけではないですけど、商談は非常に有利となります。

竹原

買い主さんが買ったあとに出費がなくなるからってことだよね。他にこの中で結構意外にこれ重要だよってポイントある？

木村

３で、土地が賃貸だった場合の賃料ですね。低圧1基あたりで土地賃料が年間、安いところですと5万円ほど。っていうか高額な場合、下手したら20万円を超える場合があるんですね。

そうなるとやはり、キャッシュフローに大きく響くので、土地賃料があまりに高額な物件だとやはり査定金額も下がります。

竹原

査定出す上でも結構色々奥深いね。

木村

そうですね。結構やっぱりポイントは多いですね。

竹原

査定額出すとこで気になったことがあって、仲介だったらいくら、買取だったらいくらって、金額に差があったじゃないですか。次回の動画で、「買取とは何ぞや」「仲介とは何ぞや」みたいな、そこの違いだったりとか、ポイントで話してもらえます？

木村

分かりました。

竹原

本日の動画は以上とさせていただきます。チャンネル登録、いいねボタン、あと、概要欄からのお問い合わせお待ちしております。

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【出演者情報】

■竹原 明洋：株式会社グッドフェローズ社長室長・コールセンター部部長

⻑尾、佐伯と3名でグッドフェローズを設立。オーストラリアの大学にて国際ビジネスを専攻し、本当は誰よりも太陽光発電に詳しいコールセンターのトップにしてグッドフェローズ随一の聞き上手。