売電収入の確定申告
竹原

どうもタイナビの竹原です。さすがにもう「三田さん」って言うのは慣れてきたんですけど(笑)。

三田

(笑)。珍しいですよね。

登場人物
竹原

例えば太陽光発電を買った場合、当然「売電収入」っていう売り上げが発生するじゃないですか。僕、サラリーマンなんで、会社が年末調整やってくれてるんで、僕は太陽光を買ってもほったらかしでいいんですよね?

三田

え(笑)?

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確定申告は自分でしなければいけない

三田

会社のお給料は、もちろんですけども会社が計算してくれます。

竹原

そうですよね。

三田

ただ、太陽光は会社が関与するところではないので、ご自身で確定申告が必要になります。

竹原

うん?はい。

三田

そうなんですよ。

竹原

いまいちまだピンときてないですね。

三田

これは太陽光に限らずなんですけども、会社勤め以外の所得に関しては、細かいルールはあるにせよ、基本的には会社で計算された給与と、その他の所得を足し合わせて、後で税務署に対して申告していくと。告知していくと。

確定申告
三田

僕の税金これぐらいですっていう手続きですね。これが確定申告なんですけれども、竹原さんも太陽光を購入された場合にはそれが基本的に必須になってきます。

竹原

なるほど。会社はそこは見てくれないってことですね。

三田

見てくれません。

竹原

わかりました(笑)。

三田

むしろ会社に知られたくないですよ、ちょっと。

竹原

あ、そういう方も結構いると思いますね。

三田

そうですよね。なので、会社に依頼するってのは当然お門違いで、自身でやらなくちゃいけない。

給料から引かれている税金について知ろう

三田

ちょっと逆に、僕から質問なんですけども。

竹原

ちょっと怖いですね。

三田

竹原さん、会社勤めされてるじゃないですか。お給料いくらとか決まってるわけですよね。そっからどれくらい税金、そもそも何が抜かれてどれぐらい納めてるとかって、把握してますか?

竹原

僕が把握していると思います?

三田

してないと思います。

竹原

ありがとうございます(笑)。

三田

ですので今日はですね、太陽光の話に繋げていきたいんですけども。まずは、そもそも会社から貰っている給料に対して、何が引かれてどれぐらい取られているのかってところを、ご存知の方多いかもしれないんですけども、解説できたらなと思っております。

竹原

ありがとうございます。

三田

というわけで画面を見ていただいて。

損益通算による所得税住民税の減額
三田

金額に応じて税金の金額も変わっちゃうので、一般的なというか、この条件でという前提条件ですね。給与が額面、何も引かれる前で600万、1年間で。年齢が35歳、家族構成が独身という条件で。

右側に載っている表なんですけども、太くなっている金額、合計金額が1,412,000円ぐらい。引かれてる内容は、上に項目載ってるんですけど、所得税、住民税、復興税、健康保険、厚生年金と、内容覚える必要はないと思うんですけども。600万の収入に対して、1,412,000円取られていると。

竹原

けっこう取られてますね。

三田

「けっこう」なんですよ。一番下に「率」も書いといたんですけれども、大体24%ぐらい。23.54%。なので言い方はアレですけども、一部は当然将来の年金だったりもするんですが、大体24%ぐらいは、お国の為にみなさん働いているという形ですね。

仕組み、特にメインになってくるのは所得税っていう税金なんですけども、この所得税の仕組みぐらいはぜひ知っといていただきたくて。次の画面ですね。

損益通算による所得税住民税の減額2
三田

よく、すごく稼いでるプロ野球選手とかサッカー選手とかで、「半分以上は税金だ」みたい話聞きますよね。

竹原

よく聞きますね。

三田

そこに載ってるのは「所得税の税率表」なんですけども、真ん中の税率が5%、10%、20%、23%ってどんどん上がってるじゃないですか。所得税の世界は、稼げば稼ぐほど上がっていく世界なんですよ、一番最高レンジが一番下に載っている45%。

竹原

なるほど。

三田

これをもって半分っていう。

竹原

なるほど。

三田

これ所得税だけなんです。住民税はだいたい10%なので一番稼いでる人って55%は取られてると。

なので、太陽光うんぬんの前に、ぜひですね、どれぐらい自分の収入に対して税金なり社会保険なりが取られているか、これはぜひですね、一社会人として知っておいていただきたいなと。

会社勤めの人は税金に対する意識が希薄になりがち

三田

ちょっとですね、僕ら税金に触れている人間からすると、これ逆にうまいなあと思っていて、国からするとですよ。多くの会社勤めの方って、この意識、希薄だと思っているんです。まあ、そうだったじゃないですか。

竹原

はい。

三田

この理由なんですけども、先に引かれているものって意識しづらいんですよ。600万貰って、自分で納めるってなったら意識しませんか?

竹原

当然細かく見ると思います。

三田

ですよね。でもお給料振り込まれるときにあらかじめ引かれてるんで、会社が代わりに納めてくれてるんですよ。なので、多くの会社勤めの方が、自分の税金に対する意識が希薄になってると。

税金に対する意識が希薄
三田

逆に国の仕組みとしては素晴らしいというか。消費税上げるってなったら皆さん過敏に反応するんですよ。8%から10%。2%ですよ、2%。

竹原

わかりやすいですもんね。

三田

それは自分で払ってるからだと思うんですね。でも所得税が上がりましたとか、なかなか希薄かなと。

なので、このあと太陽光についても次の動画で説明しようと思いますけれども、まずはお給料そのものですね、これについてどれくらい税金が取られているのかっていうのを意識してほしいなと思います。

竹原

ありがとうございます。しっかり僕、三田さんから所得税について教えてもらいたいと思います。

本日の動画は以上とさせていただきます。ご視聴ありがとうございました。

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【出演者情報】

■竹原 明洋:株式会社グッドフェローズ社長室長・コールセンター部部長

⻑尾、佐伯と3名でグッドフェローズを設立。オーストラリアの大学にて国際ビジネスを専攻し、本当は誰よりも太陽光発電に詳しいコールセンターのトップにしてグッドフェローズ随一の聞き上手。

■三田裕也さん:三田会計事務所 代表

公認会計士・税理士。大学卒業後に公認会計士講座の講師として、財務会計論、租税法の科目を担う。中小企業や個人のサポートを行うべく独立開業に至り、2019年から太陽光発電投資を始めている。

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