投資家が抑えておくべき小型風力発電の採算性 7つのポイント!の説明画像その1

国の売電事業を背景に太陽光発電への投資は数年前から活発化しだしましたが、毎年売電単価の低下が進んでいることもあって、新規参入に関しては有利な単価が設定された土地付き物件の購入をしなければ、収益性を上げることが難しい時代になっているのです。

太陽光発電に対する収益性の低下を不安に感じ始めた投資家は、新たな魅力的な投資媒体を模索し始めた訳ですが、その1つが小型風力発電になります。ただ、日本では国が風力発電にほとんど力を入れてこなかった経緯もあり、日本国内での普及度は極めて低い状況です。

それでも、近年は小型風力発電機を取り扱う業者の数もかなり増加していますので、ここではその採算性について触れていきます。

1.小型風力発電の採算性は基本的にどうなっている?

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日本にも風力発電機器は全くなかった訳ではなく、以前からも大型風力発電は電力会社によって進められていました。しかし、売電を目的とした小型風力発電は比較的新しいですが、大型よりもむしろ投資媒体としては採算性が高いと言えるのです。

投資は、メリットばかりではなくデメリットも併存しているのが事実ですので、そのようなデメリットが小型風力発電にも存在しています。

それでも最終的に採算性が高くなる理由を見ていきましょう。

太陽光発電と比べると設備導入費用が2倍になる事実

まず、太陽光発電と比較した場合に小型風力発電が持つ表面的なデメリットからチェックすると、設備投資して導入する費用が基本的に2倍は見積もらなければならないという点にあります。

同じ広さの土地活用と仮定した場合、小型風力発電機の本体価格が約3,000万円掛かることが多くなるのです。一方で太陽光発電設備を導入した場合は、約1,500万円ほどで済むこともあって、初期投資費用の段階でかなり多くの開きがあります。

もちろん、安いメーカーの小型風力発電機も存在しますが2,000万円の設備投資は必要になってきますし、同時に太陽光発電の設備単価も安くなっていることを考慮すれば、投資価格の大きな差は縮まりにくいのです。

一方で、中規模の小型風力発電と聞くとどのようなタイプを想像されるでしょうか?

一般的に風力発電機器の発電容量は20kWのものが大部分で、太陽光発電の発電容量が50~60kWであることを仮定すれば、採算が本当にあるのか疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それでも小型風力発電のほうが採算性も高くなる秘密が実はあるのです。

風力発電は売電単価が良いので総合採算性が有利に

実のところ、小型風力発電の売電単価をチェックすると現在55円/kWとなっており、年々売電単価が減少し続けている太陽光発電の売電単価が24円/kWまで落ち込んでいることを見ると2倍以上の開きがあります。

また、太陽光発電は昼間の発電でも太陽が出ているとは限りませんし、これによって実質平均で1日8時間ほどの発電しか進められなくなるのです。これでは、たとえ太陽光発電の発電容量が最高で60kW程度でも、年間発電量は基本的に24時間発電を続けられる小型風力とそれほど変わらないことが分るでしょう。

さらに、20kWの小型風力発電機も60kWの太陽光発電設備も年間の発電量は平均60,000kWhになりますので、20年運用として売電価格を計算すると下記の通りになります。

1. 小型風力発電:60,000kWh*55円/kW *20年= 66,000,000円
2. 太陽光発電:60,000kWh*24円/kW *20年= 28,800,000円

これを見ればわかるように、単純計算でもこれほどの売電価格に差が付きますので、仮に設備投資が2倍近くでも将来的に小型風力発電の利回りが大きくなるのは明白です。

2.小型風力発電の採算性を自己努力で維持するためのポイント

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初期投資が比較的高くでも、長期的に見れば採算性を維持しやすい小型風力発電投資は今後も人気が高まるはずです。しかし、投資した方のすべてが資金を確実に回収できれば問題ないのですが、実際はそれほど簡単に上手くいく訳ではありません。

それでも、風力発電のための土地が決して理想的ではなくとも、導入する機器によって採算性を少しでも高めることも可能な時代になっています。ここでは自己努力で維持するためのポイントに触れましょう。

わずかな風量でも効率的に発電を進められる機器を選ぶ

大型の風力発電機に比べますと小型のタイプは回転翼の面積が圧倒的に低いので、同じ環境下でも受ける風の強さが大きく異なります。よって、当然ながらそれから得られる電力量は二者間で雲泥の差が生まれるわけですが、小型風力発電機では弱い風でもスムーズに回転できてそれが迅速な発電に繋がるような機種を選ぶことが必要です。

各メーカーの小型発電機は、発電容量についても数字上は似たり寄ったりになるのですが、実際の発電効率になるとやはり差が生じてくることは否めません。つまり、日本国内でシェアの大きいメーカーであっても、発電効率が他社より必ずしも優れているとは一概に言えない状況が存在しています。

現在は、風力発電機を提供するメーカーは数年前と比べてもかなり多くなっていますが、失敗しない風力発電投資はその業者の中から価格や耐久性、アフターサービスなどを考慮して自分に合ったものをとことん選び抜くことが必要とされてくるでしょう。

また、長期使用によって回転翼は気候などの要因にて次第に回りにくくなることも十分にあり得ますので、定期的に業者にメンテナンスを進めてもらえるように費用をきちんと盛り込んでおくことも重要なのです。

風のタイプを問わずに強風リスクを回避できる機器が無難

ところで、自然に発生する風のタイプは人間が想像する以上に複雑なものになり、小型風力発電が受ける風もいろんな方向からのものが存在します。時として、非常に強い突風が瞬間的に発生することもあって、このことは小型風力発電機の耐久性を考慮すれば決してよい状況ではありません。

よって、いろんな方向からの強弱を問わない風に対応できるタイプの小型風力発電機は、突風の吹きやすい日本での投資には最も理想的な機種になるでしょう。ただしあまりにも強すぎる風、例えば台風などは回転翼を一気に破損させて本体を倒壊させるリスクもあります。

そのため、回転翼が確実に固定できる仕様になっているものを選ぶことも、万が一の安全性維持のためにはとても不可欠なことなのです。

3.小型風力発電採算性の維持難度における太陽光発電との比較

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小型風力発電に関してはその採算性の高さは証明済みですが、それでも自然現象を使った発電方式であることには間違いなく、採算性の維持に関しては一定の難度が存在することも認識しなければならないでしょう。

ここでは小型風力発電に関して、太陽光発電の採算性の維持とその比較を進めるとともに問題点を見ていきます。

太陽光発電に適した土地以上に探すのが困難になる可能性

小型風力発電に活用する土地に関して、適切な土地を選ぶことができれば太陽光発電よりも採算性は高まります。しかし、この風力発電に適した土地を選ぶことこそが、太陽光発電に使用する土地よりも難しく、今後はさらに困難になる可能性もあるでしょう。

それは、安定した風が期待できる土地は日本全国でもそれほど多くはないからです。
存在するとしても、小型風力発電を進められるほどの採算性が期待できるところになると、選択肢は狭くなって全国規模で土地を探すことが求められるようになります。

現在は、まだ小型風力発電に適した土地もゆとりをもって探せますが、今後は投資人気の著しい高まりとともに、土地取得が困難になることを想定しなければなりません。風力発電の場合は、意外な騒音に悩まされるケースも少なくなく、良い土地を見つけても周辺住民から同意を得られないなどのジレンマが発生することも予想されるのです。
設置場所のポイントとしては、海の近く・大型風力が設置されているエリア・海抜が高い・人があまり住んでいないエリア・電線が近い(連携費用の為)です。

4.小型風力発電への投資を考慮した場合の将来的な傾向

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小型風力発電への投資について、本来太陽光発電への投資を模索していた方が今後参入する可能性が高く、市場についても次第に拡大していくことは間違いないでしょう。しかし、心配なのは、市場が拡大するにつれて採算性や収益性はどうなるのかという点です。

ここでは、投資を考慮する際に知っておきたい、小型風力発電市場における強く予想される傾向をチェックしていくことにしましょう。

初期設備投資が安くなれば参入者が増えて売電単価も低下

さて、小型風力発電も数年経過すれば必ず設備導入費用が低下することになり、多くの方が投資参入しやすくなるのは当然のことです。

しかし、国は投資が過度になれば売電単価を下げていくのは必至なので、近い将来的には太陽光発電の売電単価と同じように毎年収益性が落ちていくのは避けられないようになるでしょう。

しかも、小型風力発電は大型風力発電と異なって、工事計画や安全管理審査などもすべて不要なので投資から施工までが早く、運用もスピーディに始めることが可能です。そのため、設備費用が下がるといつ売電単価が急激に低下するかもしれないというリスクは常に存在し続けることになります。

それでも、小型風力発電業者も機器の製造と販売だけでなく、どのような土地が風力発電に適しているかなど土地の仲介をも含めた総合的なサービス展開を進めるところが増えてくることも大いにあり得るでしょう。

これにより、小型風力発電にて投資を始める際には、採算を維持するための提案力を持ったところを模索すべきなのです。

将来的に土地付き物件が出ても質の良さが判断しにくい

太陽光発電には、日照量の多い高単価認定済みの土地を販売するような、いわゆる土地付き物件がかなり人気です。このようなタイプの土地販売は、小型風力発電においても後々出現してくることが予想されます。

ただ、太陽光発電に適した土地と小型風力発電に適した土地とでは、その質の良さを判断するための基準が大きく異なるだけでなく、小型風力発電になると業者でさえも風が安定的に集まりやすい土地を紹介するのは自ずと限界が出てくるでしょう。

また、すでにお話ししたように初期投資に関しては、現状において太陽光発電よりも圧倒的に高いことは避けられませんが、小型風力発電投資は機器と土地の条件が揃えば、安定した採算性を維持できる要素は十分なのでしょう。しかし、それを見極めるための目利きを投資する側が太陽光発電以上に持ち合わせていなければならないのです。
2017年度はかなり2016年に設置された小型風力機器の発電データーが多くでてきます。もちろん実績データー良い場所は販売価格が更に高騰すると予想しますが、利回りは10%~12%程度になるでしょう。

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