消費税還付
竹原

どうもタイナビの竹原です。

登場人物
竹原

三田さん、前回「消費税還付」という制度を使えば3年間でだいたい100万円くらい戻ってくるっていう話を聞いたんですけども、本日はその続きとして「なぜ返ってくるのか」、仕組みですよね、ここについてお話しいただければと思いますので今日もお願いします。

三田

よろしくお願いします。

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消費税の基本の仕組み

三田

これ、説明自体は消費税の話なのでちょっと堅苦しくなっちゃうんですけども、喋ってるとですね。画面の方で説明したいかなと思いますのでこちらの画面をご覧下さい。

消費税還付の仕組み
三田

これだけ見るとちょっと分かりづらいかなって思うんですけれども、そもそも返ってくる仕組みは消費税の仕組みを知らないと返ってくる仕組みも理解できません。なので消費税ってそもそもどんなお金の流れになっているのかっていう説明です。

「消費税の原則的な計算方法」「売上げ×10%-仕入れ×10%=納税額」って書いてありますけれども、なかなかイメージはしづらいと思いますので。

消費税は間違いなく聞いたことがあるじゃないですか。皆さんは払ってるというか。例えばコンビニ行って100円のおにぎり買う場合は110円払ってますよね。

あれコンビニからしたら売上なんですよ。この画面のですね、一番左側の「売上げ×10%」、普段みなさん払っているんですけども、これコンビニにとっては10円の消費税をもらってるって形なんですね。

コンビニは普段、消費者の立場の皆さんから10円を預かって、国に納めていくっていう仕組みになってます。

みなさん今後太陽光投資した場合はですね、まさにコンビニ側に回りますので、事業側に回りますので、売上げが売電収入に変わるっていうイメージですね。

で、その計算式が続きなんですけども、今コンビニでお客さんから10円消費税もらいました。その後仕入れ、当然おにぎりは例えば80円とかで仕入れるとしたら、88円払っていますので、次の右側のマイナスの後ですね、この8円分、これが支払った消費税という形です。

なので最終的なイコールなんですけども、おにぎりを売って10円お客さんから消費税もらって、結局おにぎりは最初買っていますので8円消費税を払って、その差額を一番右側ですね、納税額という形で国に納めていくという形になってます。

竹原

ここまで大丈夫です!バッチリいけてます。

三田

大丈夫ですか、良かったです(笑)。

初年度の消費税はほぼ還付になる

三田

で、そうするとですね、最後のイコールの後なんですけども、今おにぎりの売り上げは10円の消費税、買うときは8円払ってるので2円納める形になったんですけども、大小が逆転した場合の一番最後のイコールのところ、マイナスの場合は還付ってなっていると思いますが、これが返ってくる仕組み。

太陽光に置き換えると、その下の文章のとこですね、パワースライドの。購入時の設備代、これけっこうな金額になります。

だから計算式のマイナスの支払った消費税というところが多額になるので、この計算式が太陽光の場合マイナスになります。通常マイナスだと。なので還付が得られるんですよっていう仕組みですね。

太陽光投資初年度は納税額が還付される
三田

一応具体的な例として下に例を載っけてるんですけども、売電収入が年間で税込み187万、これ計算していただくと預かった消費税は17万になります。上の計算式の一番左上ですね。設備が1650万と仮定してます。払ってる消費税は150万です。

その他諸々の経費で11万かかったとして、消費税が1万。これが上の計算式に当てはめてみると、下の計算式ですね。預かった消費税は17万。売電収入のところ。支払った消費税は設備の150万と1万の151万マイナスになるので還付と。134万と。こういう形ですね。

竹原

これって、ちょっと質問なんですけど、納税額がマイナスにならないケースってありえないですよね。

三田

初年度は絶対ありえないですね。

竹原

そうですよね。

三田

はい。2年目以降は設備は毎年買うわけじゃないので、2年目以降は売電収入入ってきてそれの消費税を逆に収めていくっていう形ですね。

竹原

そうすると対象にならない人はまずありえない制度なので、まずこれはみんなやるべきっていうことですよね。

三田

絶対できるとは言えないんです。ちょっと細かいルールがあって。その辺はしっかり調べるべきだと思いますけど、ほぼほぼ確実にできますし、太陽光の投資、僕自身もですけども、この手続き踏んでますし、やらない手はないですね。

竹原

そうですよね。三田さん太陽光ご自身で持たれてますからね。

三田

はい、持ってます。

竹原

そうですよね。

ありがとうございます。ちょっと今の説明で前回「3年で100万くらい戻ってくる」って言って、なんかすげー怪しいんじゃないかと思ってたんですけど、すごく真っ当なことっていうのは理解できました。

消費税還付の手続きは間違えると還付を受けられない可能性も

竹原

ただこれって自分で手続きとかってできるんです?

三田

これ手続きをミスってしまうと還付受けられないみたいな、真っ当なことやってるのに。っていうことにもなりかねないので、自信がない方は専門家に、僕のような税理士ですね。税理士しか頼めないと思うんですけども、依頼していただくってのが安全だと思います。

竹原

これ僕だったらすぐお願いしちゃいたいんですけど(笑)

三田

ぜひぜひ(笑)。ただ税理士に丸投げするっていうのは、もちろんお勧めなんですけども、ただ太陽光投資したっていう人ってのは自分のリスクを負ってやってるわけなので。

依頼するにしても、今日の動画くらいの仕組み、「税理士に何を依頼しているのか」「どれぐらいのリターンがあるのか」っていうのは知った上で依頼してほしいなと思ってます。

消費税の仕組みを理解してから依頼しよう
竹原

ごめんなさい、ちょっと反省してます。

三田

はい、ぜひぜひ(笑)

竹原

わかりました(笑)

実際に手続き踏む上での注意点とか、なにか気を付けるべき点だったりとか、ちょっとその辺についてなにかありそうな匂いもしてるんで、そこに関しては次回でお話いただければと思いますので。

本日の動画は以上とさせていただきます。ご視聴ありがとうございます。

【出演者情報】

■竹原 明洋:株式会社グッドフェローズ社長室長・コールセンター部部長

⻑尾、佐伯と3名でグッドフェローズを設立。オーストラリアの大学にて国際ビジネスを専攻し、本当は誰よりも太陽光発電に詳しいコールセンターのトップにしてグッドフェローズ随一の聞き上手。

■三田裕也さん:スターチス税理士法人 代表

公認会計士・税理士。大学卒業後に公認会計士講座の講師として、財務会計論、租税法の科目を担う。中小企業や個人のサポートを行うべく独立開業に至り、2019年から太陽光発電投資を始めている。

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